Photo Gallery No.106

*ここの画像は、掲載済の画像です*
水平線

※ここに掲載されている画像は、私が世界のシャクナゲ自生地を訪れ、撮影したものばかりです。したがって、この写真の著作権は私にありますので、勝手に他に掲載したり、画像処理をしないでください。
 これは、2007年3月から4月にネパールのシャクナゲ自生地を訪ねたときの写真です。ネパールには30種類のシャクナゲが確認されていますが、ネパールの国花=アルボレウム(ネパールではラリグラスといいます)はさすがに多く自生していました。そのシャクナゲ自生地は、世界でも有数の規模だと思います。しかし、その自生地が少しずつ減少しているのも事実です。
 その辺りを考えながら、見ていただければ幸いです。
 なお、写真を拡大して見たい人は、画像をクリックしてください。画像のサイズは、解説欄に記入して あります。

No. 写真 解説
1 (画像サイズは35.6KB)
ダーマンから下ってきて、峠を越えようとしたら、遠くに薪運びの女性を見つけました。もしかするとシャクナゲの薪かもしれないと思い、急いで車を停め、行ってみました。でも、積んでいたのは植物の皮のようなものでした。(2007.03.19)
2 (画像サイズは42.6KB)
ところが、普通の薪に混じってシャクナゲらしい割ったような木を運んでいる女性もいます。でも、こそこそと隠れるようにしているところをみると、シャクナゲの木は切っていけないようです。さきほどの研究者に聞いても、この辺は保護区になっているということでした。(2007.03.19)
3 (画像サイズは34.3KB)
この後ろを急いで下ろうとしている女性の薪は、間違いなくシャクナゲの木でした。なんとか写真を撮ろうとしましたが、シャクナゲの木を運んでいる女性だけは、撮らせてくれません。それでも他の薪を運んでいる人たちは、歩を止めて快く写真を撮らせてくれました。(2007.03.19)
4 (画像サイズは41.1KB)
この峠付近のシャクナゲは、ほとんどアルボレウム(R.arboreum)です。段々畑になっている端の方にも切らずに残されており、何らかの目印になっているのかもしれません。あるいは、あまり邪魔にならないのはそのまま残してあるだけなのかもしれません。(2007.03.19)
5 (画像サイズは24.3KB)
それにしても、この段々畑はスゴイものです。少しでも開墾できるところはすべて段々畑にしてしまっているようです。毎日、農作業をするためにこれを上り下りするのかと思うと、気の遠くなるような気さえします。(2007.03.19)
6 (画像サイズは24.0KB)
これも段々畑ですが、この写真でもわかるように山の頂上近くまで耕されています。シェルパに聞くと、畑に「水はかけない」ということですが、もし日照りの時はどうするのか、ちょっと心配です。水はかけなくても、日々の管理は歩かなければならないでしょう。(2007.03.19)


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