No. |
写真 |
解説 |
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(画像サイズは76.8KB) これは、ブータン王国に入国して最初に見たシャクナゲで、アルボレウムといいます。その当時高度計を持っていかなかったので正確な標高は分からないのですが、約2,800mぐらいだと思います。この種類はヒマラヤを代表するシャクナゲで、私の知る限り真っ赤な花色から白花までそうとう幅があります。高さは以下の写真を見ても分かるように20〜30mほどに成長します。(1986.04.14) |
2 |
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(画像サイズは68.4KB) これはドチュラで撮影したアルボレウムです。ブータンの言葉はゾンカ語というのですが、ラとは峠のことですから、ドチュ峠という意味です。この辺りは今でも焼き畑を行っており、その犠牲になったものと思われます。それでも健気に咲いていたので、思わず撮ってしまいました。(1986.04.15) |
3 |
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(画像サイズは60.3KB) これはユトングラの近くで撮影したアルボレウムです。この辺りはサルオガセが非常に多く自生しており、いかにも湿度が高そうでした。このシャクナゲの林の中に入っていくと、昼なお暗い感じで、ほとんどの人がヒルの被害に遭いました。今履いているジーンズにも、この時ヒルに吸われた血糊の跡がついています。(1986.04.16) |
4 |
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(画像サイズは66.9KB) これもアルボレウムなんですが、少し花色が輝くようなバラ色をしていました。ちょうど道路端にあったので、遠くからでも目立ち、みんなで車を降り撮影したものです。こんなにきれいなシャクナゲであっても、そこら中に自生しているのですから、誰も引っこ抜いて持ち帰るようなことはしません。(1986.04.19) |
5 |
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(画像サイズは69.8KB) これはペレラ付近で撮ったシャクナゲの林です。赤花がアルボレウムで、ピンク色の花は、ホジソニーです。いずれも20Mを越すような大木が多く自生していて、しかもこの時は夕方近かったので、暗すぎて撮影には苦労しました。でも不思議なもので、こんな苦労をして撮影したもののほうが、良く撮れているものより愛着がわきます。(1986.04.16) |
6 |
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(画像サイズは51.0KB) これは上記の近くの場所ですが、帰路で撮影したアルボレウムです。行くときにはまだつぼみが多かったのですが、もう満開でした。道路のすぐ脇ですので、非常に目立つシャクナゲで、この写真では見えにくいのですが、オリジナルのスライドでは遠くに雪のかぶったヒマラヤの山々が写っています。(1986.04.20) |