Photo Gallery No.97

*ここの画像は、掲載済の画像です*
水平線

※ここに掲載されている画像は、私が世界のシャクナゲ自生地を訪れ、撮影したものばかりです。したがって、この写真の著作権は私にありますので、勝手に他に掲載したり、画像処理をしないでください。
 これは、2007年3月から4月にネパールのシャクナゲ自生地を訪ねたときの写真です。ネパールには30種類のシャクナゲが確認されていますが、ネパールの国花=アルボレウム(ネパールではラリグラスといいます)はさすがに多く自生していました。そのシャクナゲ自生地は、世界でも有数の規模だと思います。しかし、その自生地が少しずつ減少しているのも事実です。
 その辺りを考えながら、見ていただければ幸いです。
 なお、写真を拡大して見たい人は、画像をクリックしてください。画像のサイズは、解説欄に記入して あります。

No. 写真 解説
1 (画像サイズは17.9KB)
これはリンドウの仲間で、Gentiana stipitata かと思います。このシヴァプリには、乾いたところにリンドウが多く見られ、群落をつくっているところもありました。山道の日陰になったようなところにもあり、3種類ほどはありそうです。(2007.03.14)
2 (画像サイズは17.9KB)
これはスミレの仲間ですが、この種類も比較的乾いたところに自生していました。写真を撮るために腹ばいになると、そのまわりに他の植物を見つけ、そのまま平行移動して撮ったものもあります。(2007.03.14)
3 (画像サイズは21.4KB)
アルボレウム(R.arboreum)。このような真っ赤な花が、シヴァプリ山の8合目までは多かったようです。日本に導入されてきたものは、黒い鮮やかなブロッチが目障りですが、これにはほとんどありませんでした。一見して耐暑性もありそうです。(2007.03.14)
4 (画像サイズは25.7KB)
上記に掲載のアルボレウムより少し標高の高いところで撮ったものですが、葉の裏毛が少しだけありました。花色もちょっとだけ濃いような気がしますが、やはりブロッチはありませんでした。好みにもよりますが、裏毛はあったほうが芽だしはきれいです。(2007.03.14)
5 (画像サイズは30.7KB)
この日、目にしたアルボレウムのなかで、花色も濃く、花組もしっかりしていて、葉の形も整い、裏毛もそこそこあり、良い個体ではないかと思った一つです。野生だと、一つ一つに個性があり、少しずつ違って見えますが、それがまた楽しいんです。(2007.03.14)
6 (画像サイズは23.7KB)
向こうに見えるのはブルチョウキ山で、その下に広がる盆地がカトマンドゥです。何年か前にこのブルチョウキ山に登りましたが、ここのアルボレウムとあまり違いはなかったように思います。ちなみに、ブルチョウキ山の標高は2,760mで、シヴァプリ山は2,725mです。(2007.03.14)


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